―昨年を振り返って。
「山梨県産日本酒の地理的表示『GI山梨』の新しい認証マークが誕生しました。山梨デザインセンターの永井一史センター長と、県内在住のコピーライター・渡辺潤平さんを迎え、『酒は、水。』をキャッチコピーとしたデザインを共同制作。昨夏、大阪・関西万博でお披露目しました」
―新しい認証マークに込めた意味と思いは。
「『GI山梨』を名乗る基準の一つに、県内6水系で採取した水を使うことがあります。マークに描かれる六つの三角形は6水系を意味し、色のグラデーションで水系の多様さや各蔵の個性を表現しています。山梨は良質な水を育む自然環境に恵まれ、ミネラルウオーターの生産量が日本一。世界的にもこれほど水が豊かな地域はありません。名水によって生まれる日本酒の文化や高い品質を、世界へ発信していきたいです」
―海外展開の戦略は。
「欧州では、ワインと宗教文化が歴史の中で結びつき、地域の風土や物語を重んじる伝統があります。山梨の日本酒も、水の物語や山岳信仰の歴史、蔵ごとの技術や哲学を丁寧に発信し、付加価値を高めて世界市場での存在感を一層強めたいと考えています」
【所在地】甲府市国母4丁目
【電 話】055(224)4368
水
今年の漢字
新キャッチコピーの「酒は、水。」を共通言語として、名水が育む山梨の日本酒の魅力を力強く発信していきます。