―昨年を振り返って。
「コロナ禍からずっと面会ができていなかったような印象です。長い間、制限をしてきた入院患者との面会を予約なしで週2回できるようにしました。家族との面会は患者・家族双方にとって大切なことなので病院としてはリスクや負担が増えますが良かったです」
―業界の現状は。
「この何年かで物価や人件費が高騰し、病院の7割が赤字経営と言われています。出入りする業者は物価の上昇に応じ値上げできますが、病院は診療報酬が改定されなければ値上げできないので、苦しい経営状況が続いています。病院の建て替えも考えなければいけませんが、本格化できずにいます」
―力を入れることは。
「地域の方との交流として定期的に認知症カフェを開いています。また昨年は新規事業所で地域交流イベントを開催しました」
―どんな年にしたいか。
「診療報酬改定の年。状況を見ながら、病院としてできる限りのことをして経営を安定化させたいです。高齢者数がピークとなる『2040年問題』を控え、住み慣れた地域で生活する
人を支えるため、病院として態勢を整え、役割を果たしていきたいです」
【所在地】甲斐市万才
【電 話】055(276)1155
守
今年の漢字
「地域医療」「職員の生活」「病院の経営」を守る意味を込めました。病院を取り巻く状況が厳しい中、悪化しないようにしたいです。