「私のカラー」で道ひらく

富士吉田商工会議所女性会

奈良 久子さん

富士吉田商工会議所女性会 奈良 久子さん

富士吉田商工会議所女性会会長の奈良久子さんは、2017年に初の女性副会頭に就任し、活躍の場を広げている。一方で、有名店の菓子や伝統工芸品のパッケージなどを製造する奈良紙器(富士吉田)の専務取締役としても、経営や製造に携わっている。
 ―女性初の副会頭としての思いは。
 せっかく副会頭という役目をいただいたので、会合や行事などに積極的に出て、多くの学びを得ようと心がけています。就任に当たっては、私でいいのかと戸惑い、世間の目も気になりましたが、今は『私には私のカラーがある』と思い、これまでの経験やアイデアを生かして活動をしています。また、女性会の会長を長年にわたり務めていますので、女性の声を届け、女性が活躍できる環境づくりを進めたいです。
 ―会社での心がけは。
 当社は正社員、パート社員を含めて8割が女性です。私は日頃から工場で作業することが多く、スタッフの近くで仕事のフォローをしたり、悩みを聞いたりしています。世代や働き方が異なることで不平や不満が出ることもありますが、コミュニケーションを取りながらお互いを理解し、尊重できるような雰囲気づくりを心がけています。子育ての苦労も分かるので、女性社員の良き理解者でいたいと思っています。

工場で従業員にアドバイスする奈良久子さん(右)

―キャリアアップについて取り組んでいることは。
 現在、工場内では各ラインで多くの女性社員がリーダーとなり作業を進めています。管理者として個々のスキルをしっかりと評価し、待遇面を見直すなどしながら、キャリアアップを後押しする組織づくりに取り組みたいです。また、全従業員を対象に社内でセミナーを開き、スキルアップにつなげています。

私の提言
MESSAGE

女性は飛び出す勇気を、 男性はそのサポートを

能力があるのに表に出られない女性の皆さん。前に出る勇気を持ってください。男性はそんな女性を押し上げてください。