上質な空き家を有効活用

山梨県宅地建物取引業協会

会長 長田 満氏

山梨県宅地建物取引業協会 会長 長田 満氏

―昨年を振り返って。
 「県内の空き家の解消を目指し、行政と連携して空き家バンク制度を進めてきた結果、2024年度の登録物件数と賃貸・売買の成約件数が過去最多となりました。長年ワーストワンだった山梨県内の空き家率は全国4位まで改善し、長年の取り組みの成果が表れた節目の年となりました」
 ―協会内の変化とは。
 「『未来創造特別委員会』の提案を踏まえ、積極的に女性や若者を理事に登用しています。会議の場が明るくなり、議論もより活発になりました。新たな時代を見据え、不動産業務への生成AI(人工知能)の導入やペーパーレス化に対応しながら、心が通い合う組織づくりを進めていきます」

〝安心と信頼〟の証しハトマーク

―今年の抱負を。
 「空き家や空き店舗の活用は地域活性化のエンジンとなります。現在、23市町村と協定を結ぶ空き家バンク事業にさらに注力します。日本の中古住宅購入率は米国と比較すると極めて低いため、質の高い物件の掘り起こしと流通の拡大が必要です。空き家を活用した移住やセカンドハウスとしての利用、田舎暮らしの魅力のPR、快適な住環境の提供など、協会として幅広い情報発信にも取り組んでまいります」
【所在地】甲府市下小河原町
【電 話】055(243)4300

織

今年の漢字

不動産業界においてもDX化が進む中、個々の人間性を大切にし、言葉や考えを「織りなす」ことで、より良い組織を目指します。