緊急輸送路の拡幅後押し

山梨県公共嘱託登記土地家屋調査士協会

理事長 伊藤 和義氏

山梨県公共嘱託登記土地家屋調査士協会 理事長 伊藤 和義氏

―協会の概要は。
 「山梨県内に事務所を置く土地家屋調査士で構成し、官公庁から委託される不動産の表示に関する登記や、それに伴う調査や測量を行っています。1人の調査士ではできない規模の大きな業務も受託することができ、公共事業の円滑な遂行に励んでいます」
 ―注力することは。
 「緊急車両の通行や災害時の避難行動をスムーズに行うための『狭あい道路拡幅整備事業』に注力しています。法律に基づき幅4㍍未満の道路に接している敷地に建物を建設する際は、4㍍の幅を確保するために土地の境界をずらす必要があります。ずらした用地を行政に寄付するには分筆登記が必要になるので、住民に事業を理解してもらえるよう周知するとともに、行政をサポートしていきます。法務局の地図作成事業では、さまざまな資料から区画を明確にし、境界が曖昧にならないよう正確を期して業務に当たります」

毎年実施している高校生対象の出前授業

―課題は。
 「調査士は高齢化が進み、若手の確保が重要です。高校への出前授業や協会主催の市民講座などを通じて仕事の内容や魅力を伝え、調査士への理解や資格取得を後押ししていきます」
【所在地】甲府市国母8丁目
【電 話】055(228)1515

和

今年の漢字

業務を通じて社会貢献できるよう、調査士同士で助け合いながら、誠実な対応でより良い成果と信頼を積み上げていきます。